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日タイ交流大使(自称)

楽々分散投資をしたければETFを活用すべし

f:id:llcpastel:20180126235106j:plain投資家の最大の試練は、数年おきに起こる不況の波を乗り越えること。

2008年ごろのリーマンショックを皮切りにした不況では、多くの起業の株価が暴落し、倒産した企業も多くあります。

例えば、今ではアメリカの主要企業といっても良いApple社の株価は前年の終値よりも最大50%のドローダウンがありました。

当時こういった大きなドローダウンがあった株に投資していた投資家たちは生きた心地がしなかったのではないでしょうか。

このように投資家は不況の波に影響を受けてしまうのですが、そのひとつの対抗策として考えられるのが分散投資です。

 

分散投資のすばらしさ

分散投資が力を発揮するのは、不測の事態が起きたときです。

ひとつの企業にすべての資金を注ぎ込むと、会社の不祥事、業界の景気の波、合併や買収など様々な要素の影響をもろに受けてしまいます。

株は会社が倒産してしまえば、ただの紙切れになってしまうので、最悪の場合すべての資産を失うことになります。

その点、分散投資を行えば、どんなにアンラッキーな出来事が起きてもリスクは限定的。

20銘柄に均等に分散投資をして、たとえ1社が倒産に追い込まれたとしても、その際に失う資産はほんの5%です。

また、業界や国をまたいで分散すれば、予測できない不測の事態による影響はさらに小さくなります。

もちろん、分散すればするほどリターンは平準化されるので、爆発的な利益を生むことは難しくなりますが、まず投資で資産を守ることを考えるのであれば分散投資は素晴らしい戦略です。

 

簡単に分散投資をするならETF

ETF(Exchange Traded Funds)は比較的新しい投資商品です。

日本語では上場投資信託と呼ばれており、その名から連想できる通り、投資信託に似た一面を持っています。

しかし、投資信託と比べて、手数料が安く、相場が開いている時間帯であればいつでも取引できるという上場株式のような特性も持ち合わせています。

このETFの素晴らしいところはその投資先の多様性にあります。

株式、債券、REIT、通貨、コモディティー、それにデリバティブ商品を対象としたものまであり、国内外問わずに幅広い投資を手助けします。

使いこなせれば、これ以上手軽に分散投資できる投資商品はないといえるでしょう。

 

ETFを見てみる

説明だけではなかなかイメージできないと思うので、実際にどのようなETFがあるのか見てもらいたいと思います。

今回紹介するのは世界的に一番メジャーなETFと言っても過言ではない”パワーシェアーズQQQ信託シリーズ1”を紹介します。

このETFはNasdaq100というインデックスに連動するようにできている、非常にパフォーマンスが高いものです。

海外ETFで、比較的どこの証券会社でも扱ているメジャーなものです。

ちなみにQQQは株でいうところのティッカー、すなわちその商品の識別ID。

Google FinanceやBloombergなどでこのコードを打ち込むと情報が出てきます。

 

銘柄:QQQ 発行者:Invesco PowerShares 手数料(Expense Ratio):0.2% 運用資産残高(AMU):約$50B

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Nasdaq-100 indexとの比較で、ほぼ相違がないことがわかる。

仮に2008年に10,000ドル投資すると約3倍まで資産価値が成長していることがわかる。

CAGRで10%程度もあるハイパフォーマンス。

f:id:llcpastel:20180126235145j:plainでは実際にどういったセクターに投資されているかという内訳。

ITセクターをメインにアメリカを代表する企業に投資されている。

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アップル、マイクロソフト、グーグル、フェイスブック、インテル等、メジャーなテクノロジー企業に比重が置かれている。

このようにETFの構造を見ると幅広く分散されていることがわかる。

QQQに関して言えば、リターンも高いも文句なしのものを納めている。

これをさらに他のETFと組み合わせればさらなる安定リターンを望むことができる。