異文化コミュニケーション

日タイ交流大使(自称)

これさえ見れば大丈夫!タイ移住を実現するための全て

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どーもタイ文化大使のTakuです。

自分の周りにも、海外に移住したいという人が多くいますが、なかなかそれを実行に移している人は少なく感じられます。共通して言えるのはみなさん移住を難しいものだと捉えているということです。移住を何度か経験している編集長にとっては、そうでもないことなのですが、人それぞれ抱えている問題や、移住までに違ったハードルが存在するというのは一つの要因かもしれません。

 

2017年にタイに移住した編集長ですが、感想は意外と簡単にできた!です。実際の準備は決断してしまえば、事務的にアクションアイテムとして潰していくだけなのでわりとサクサク進みます。まあ、一番の難関は決断するところなんですがね・・・

今回は、タイ移住を考えている人の参考になるように網羅的に移住に必要なことを挙げて解説します。継続的にアップデートしようと思いますので、計画のマスタープラン的に活用してください。

まずは基本的なことを理解する

タイ王国についてどのぐらい知っていますか?移住を考えているくらいですから、一般的な基礎知識はあると思いますが、移住に大きく関わってくる大まかなところをおさらいします。

タイは王国である

王国とはどのようなイメージがありますか?ファンタジー世界のイメージしかないかもしれませんが、タイは王国です。国の主君がという称号を持つものであれば、それは王国に当たります。実際の生活には、ほとんど影響ないと思いますが、日本でいう天皇一族のような尊敬するイコンとしての存在であることは知っておくべきです。その国民からの愛は、日本人のそれよりも強く、一般家庭やレストランなどに写真が飾られているくらいです。

猛暑と雨

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タイは熱帯気候に属していて、一年中温暖な気候です。むしろ、嫌気が差すくらい暑いです。一年の平均気温が29度で、40度近くなる日も中にはあります。6月から10月からは雨季で毎日と言っていいほど夕方になると雨が降ります。東南アジア特有のスコールです。道が川のようになるのはお約束です。編集長は冬が嫌いなので、助かりますが、暑がりの人はちょっと耐えられないかもしれません。

仏教国である

日本の仏教とはもちろん違います。表現するならもっと純粋に仏教を進行している感じです。一般人の価値観の中にも仏教的な教えがあり、十悪五逆罪というものが存在します。盗みをしてはいけない、男女関係はきちんとするなどです。善悪の線引きは南国なので結構適当でぐにゃぐにゃです。ケースバイケースですが、日本とは確実に信仰に熱く、価値観も違うのでそれは理解する必要があります。

民族はひとつじゃない

単一民族である日本人にとっては珍しい状況かもしれません。タイ系、インド系、架橋に加えて山岳民族などが隣り合って暮らしている状況です。特にバンコクでは国際化が進んでいて、複雑に文化が混ざり合っています。その人のバックグランドによって対応を変えなければいけないなど国際感覚が求められます。

いろんなことがアバウト

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タイだけではないと思いますが、移住して成功する人とそうでない人の差は以外にもその人の忍耐や異文化の捉え方にあるような気がします。日本はいろんなことがきっちり決められていて、システム化されていますが、タイは経済や社会の仕組みなど日本に比べるとアバウトです。それは、国民性や文化がそうさせているのかもしれません。その違いを受け入れることができなければ、腹をたてる結果になってしまいます。アバウトさを許容できるかは一度考えるべき問題です。

移住するための動機を明確にする

どのような目的でタイへの移住を決断するのは非常に重要なことで、移住を決断にあたっての一番のハードルになるでしょう。というのも、移住してからこんなはずではなかったと後悔するケースが容易に想像できるからです。日本での生活を投げ捨てて移住するわけですから、絶対に後悔すること内容に動機は明確であればあるだけいいでしょう。

編集長の場合、3つの大きな動機がありました。

  1. ストレス社会からの脱出
  2. 綺麗なビーチへ気軽に行きたい
  3. いろいろな国の友達を作る

これだけ見ると必ずしもタイでなければいけないようには見えないかもしれませんが、日本ではダメだということは明確になりました。そこからは、いろいろな国に旅行に行って下見をしました。結局、タイが一番このコンセプトに合った国だということがわかって決断したわけですが、何かの軸を持って模索するというプロセスはなるべく時間をかけた方が移住の動機と結果が一致しやすくなります。

タイ生活の実態を知る

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住めば都という言葉もありますが、本当にそうなのかは住んでみなければわかりません。日本と比較して考えると、タイの良いところと悪いところが明確に見えてきます。これを参考に、自分が何を許容できて、何を許容できないかを考えると良いでしょう。

日本と比べて良いところ

物価が安い

物価も上がってきてはいますが、まだまだ日本より安いです。感覚的には日本の3分の1程度で暮らせる感覚です。先進国から入ってきたフランチャイズやグローバルブランドなどの値段は日本と変わりませんが、ローカルなものであれば本当に何でも安いです。月に10万円もあればわりといい生活ができます。

交通手段が豊富

バンコクではスカイトレインや地下鉄が主要な交通手段となっていて、駅の近くに住んでしまえばどこにでもアクセスできます。タクシーもそれほど高くないので、躊躇なく活用できます。バスは数バーツから、バイクタクシーやシクロなども数十バーツから利用できるので、便利です。車やレンタルサイクルもあるので、地方でもそうは困りません。交通手段という意味では日本よりも多くあるので便利です。

最低サラリーが決まっている

国籍別に最低サラリーが決まっています。日本人に関しては、就労ビザで働く以上、最低5万バーツ(15万円程度)の下限値が設定されています。日本国内では、バイト同然の給料で働かせるブラック企業が蔓延していますが、タイではこのようにサラリー制限があるので、不当に扱われることが少ない。もちろん、賃金水準は日本のほうが高いですが、物価やストレス負荷などを考えると日本人にとっては良い制度のように思えます。

年金システムがすごい

タイにも国が提供する年金制度がありますが、それは本当に雀の涙程度の額だそうです。本当にすごいのは民間の年金システムです。銀行やファンドが提供する所謂、民間の年金サービスはリターン30%越えなどはざらにあります。日本の生命保険や私的年金が良くて6%程度なのでそのすごさがわかります。さらに、税金の控除にもなるので、それ以上のリターンが望めます。

隣国へのアクセスが容易

日本とは陸続きです。バンコクからもバスで気軽にカンボジアに入国できたりします。航空券を買うにしても、ベトナムやマレーシア、カンボジア、ミャンマーなどの隣国であればさほど高くはありません。旅行好きにはいい環境です。

 

www.loveandpeace.site

 

日本と比べて不便なこと

保険のシステムが整っていない

日本にいれば皆同じように医療サービスを受けることができますが、タイの保険制度ではそうは行きません。公的保険は指定された病院に行かなければいけません。そこで、より良いサービスを受けるために駐在者や多くの移住者は私的な医療保険に加入しています。

インフラが弱い

電力、排水、インターネットは総じて日本よりも環境が悪いと思います。特に洪水の被害は数年に1度起こります。インターネットや電力は断線状態になることがしばしばあります。都市部にいればそう行ったことは少ないかもしれませんが、日本より水準が落ちるのは確かです。

犯罪に気をつけなければいけない

日本は世界で一番安全な国と言われており、それを考えるとどこに行こうが治安の面では日本にいる時より注意しなければいけません。タイも安全な地域だとは言われているものの、犯罪率は日本よりも当然高いので、その点は移住するならば諦めなければいけません。

どこに住みたいかを検討する

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さて、移住する決意が固まったら具体的にタイのどこに住むのかを検討しなければいけません。たいと言って広いわけですから、それぞれの特性があり、どうせなら自分のライフスタイルに合ったところに住むべきです。特にインターネットさえあれば仕事ができるという人であれば、バンコク以外の選択肢もあります。

バンコク

言わずと知れた大都市で、仕事面では不自由することはまずないでしょう。イベントやプレイスポットもたくさんあるので、ワイワイ暮らしたい人にはオススメです。平均月収も物価もタイの中では一番高いです。

北部

チェンマイやチェンライと言った有名な都市があります。物価はバンコクに比べてグッと下がります。日系の工場もまあまああるので、もしかしたら可能性としてはあるかもしれません。自然豊かな環境でのんびり暮らすにはいい場所です。フリーランスの聖地とも言われており、コワーキングオフィスなどもあります。

東北地方

イーサン地方と呼ばれている地域です。都市部の物価はおそらく一番安いのではないでしょうか。ウドーンターニーやウボンラチャタニなどの都市があります。仕事面ではあまり期待できませんが、生活費を抑えて暮らすにはいいかもしれません。

南部

南部は雰囲気的にも他の地域と大きく変わります。マレーシア国境とちかいこともあり、イスラム教徒の住人が多く住んでいます。プーケットなどのリゾートが有名で、ビーチずきには最適な環境です。

離島

サムイ島やサメット島などタイには離島で暮らす人たちもいます。そこには本土とは違った文化が存在して、人の目を気にせずのんびりするには最高の選択です。日本人は全くと言っていいほど住んでいないと思いますが、島が好きであれば選択肢としてはありえます。

必要なもの

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ここまで決まってしまえば、あとは具体的な準備に入ります。以下のリストをアクションアイテムリストの要領でこなしていけば移住は実現します。

滞在するためのビザ

移住者にとって大きな問題ですが、ロングステイするためには大きく分けて4つのパターンが存在します。

  1. 就労ビザ
  2. 学生ビザ
  3. 結婚ビザ
  4. 投資家ビザ

一番手っ取り早いのは就職してしまうことですが、それができなければ学生としての選択肢もありえます。ビザを取得するために結婚したりすることは現実的ではありませんが、ビザの取得としては一番制約が少なくなります。投資家ビザは、一般の人にはハードルが高いと思われますが、お金がある人にとっては便利な選択肢です。

語学力

タイ人の英語レベルは大学を出て入ればギリギリ単語でのやり取りはできるといったレベルです。それでも日本の平均よりはずいぶん良いでしょうが。タイ語ができれば快適に生活ができます。

収入

タイ人の平均月収は20,000バーツ(約6万円)です。30,000バーツも稼げれば一人暮らしは楽にできます。収入がない人はまず就職するか自分で収入源を確保するしかありません。今はネットでも簡単に稼げるので、選択の幅は大いにあるはずです。

スキル

特別なスキルではないですが、イライラすることを気にしないスキルであったり、時間にルーズな友人にキレたりしない忍耐力などは必要とされます。特に殻に閉じこもりやすい人にとっては、タイの生活環境はあまりよくありません。言葉も違うので、積極的に人に話しかけたり、輪に入っていくコミュニケーション能力が必要です。

※この記事は定期的にアップデートされます