異文化コミュニケーション

日タイ交流大使(自称)

2.6万円でちょっくらバンコクに行ってくる

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ひいきにしているスカイスキャナーという航空券比較サイトを見ていると福岡からバンコク行きの航空券がなんと2万6000円!

サラリーマンやってた頃は連休時期しか買えない、しかも直前にしか休みが確定しないという二重苦で東南アジアに行くのも普通に10万以上出してました。時期をずらすだけでこんなに価格差があるとは・・・

ずっと家にこもって作業していたので久々のリフレッシュで思い切ってバンコクに出かけることにしました。

鬼門の中華系LCC

今回の激安チケットを提供してくれたのはマカオ航空!一度も乗ったことないよくわからない会社だが、名前の通りマカオに本社がある中華系LCC。友人はよくマカオに行くので使ったことがあるみたいだが、大丈夫か?

中華系航空会社には以前痛い目にあっている。その時も目的地はバンコクだった。夕方のフライトで上海を経由して深夜には着く予定だったが成田からのフライトが遅れて上海1泊に!「貴重な休みをこんなところで消費するんじゃないよー!」その時は航空会社が上海郊外にホテルを用意してくれたが、そのホテルがトラウマものだった。空港からバスで1時間ほど行ったところにあった大きめのホテル。中はまあまあ綺麗だったが、一緒に足止めを喰らっていた中国人たちがものすごかった。ホテルにチェックインする際に、中国人たちは列を作らずにチェックインカウンターを囲んで半円形に人が集まる。日本人的感覚で後ろの方で並んでいるといつまでもチェックインできない。最善の方法は片手にパスポートをなびかせながら大声を出すこと!そうすればホテルの受付の気をひける。その時は築地のセリのようにロビーに活気が溢れた。「あーこうして自己主張しないと生き残れないんだなここでは」と悟った。

なんとかチェックインするとなかなか広めで綺麗な部屋だった。外には泥色の川が流れていてロケーションは最高(?)ちょっとした都会のネオンも遠くに見える。朝起きると、中国特有の朝もや。そのもやの中にかすかに映るのは茶色の川にぼろぼろの木の船を浮かべて漁をおこなう老人。川幅3メートルのおおよそ魚が釣れるとは思えないが、大丈夫なのだろうか?

一階にエレベーターで降りるとおじいさんがぶっきらぼうビニール袋を渡してきた。その中には肉まんとパックジュース、そしてゆで卵が入っていた。朝食という事だろうか?レストランを使わせてもらえない、この中華系航空会社の徹底管理。結局、その日の昼頃にバンコクに発った。たったの1泊だったがこの経験には今でも恐怖のような感情を抱いているのである。

やっぱり鬼門だった

そんな経験で不安がいっぱいのわけなのだが、トラブルは出発前にすでに起きていた。福岡発の便がキャンセルになって、関空の便で飛んでくれ!との電話が来た。

マジっすか?国内のトランジットがちょっとした旅行の距離じゃないですか。費用は出すというので泣く泣くその条件を飲んで、福岡から関空に飛ぶ。

関空って久しぶりに行ったけど、地上バスに乗ったり、電車でターミナル移動したりと結構不便。

移動、移動で疲れ切った状態で飛行機に乗ると、夜のフライトの天敵”泣き叫ぶ子ども”がなんと真後ろに。勘弁してくれよー・・・

ひと眠りしようと思ったが、機内情報誌を熟読する優等生っぷりを発揮して一睡もできず。乗り継ぎのマカオ空港に到着する。

使ってみたかったラウンジ

流れをぶった切って福岡空港の話をするが、福岡空港には有料のラウンジがある。1,000円ほど払えば誰でもはいれるラウンジでANAだとかJALだとかがサービスとして提供しているやつとは違う。

いや、実際は天と地ほどの差があった。

クレジットカードの特典でただで利用できるので、今回立ち寄ってみたのですがものすごく期待外れだった。

入り口でクレジットカードと航空券を提示すると、「お飲み物はいかがなさいますか?」と聞かれたので「ビール」と答えるとキンキンに冷えた缶ビールを渡される。

(サーバービールじゃないのか・・・)

そして、カウンターにざっくばらんに置いてある柿ピー的な小分けになったスナックを勧められた。f:id:llcpastel:20161115215038j:plain

 

すごく悲しい気持ちになった。。。

期待していたのだが、クレカの得点で入れるラウンジなんてこんなもん!

サラリーマン時代に海外出張に行くと必ず先輩のANAメンバーシップでお邪魔してたANAラウンジが恋しい。。。

格安航空会社しか使ってないのでしょうがない。

マカオ空港での過ごし方

今回の航空券が格安なのはもちろん訳がある。

このバンコク行きのフライトは関空発マカオ経由でバンコクに着くのは深夜過ぎ。

みんなが嫌う深夜便なのです。

しかも、乗り継ぎのマカオ空港では3時間のトランジットタイムがある。

マカオの空港は意外と小さく、ラスベガスの空港みたいにスロットマシーンぐらいあるのかなーと思ったけど娯楽的な要素はゼロ。

基本的には免税店とレストランしかない。

お腹が空いていたのでレストラン一択だったのだが、あまり惹かれるものはない。文化的背景だろうか西洋と中華の中間ぐらいのお店しかない。

牛肉の麺とマンゴースムージーとエッグタルトを頼んだ。期待に裏切って美味かった。

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合計で130ドル?だったが安かったのか妥当なのかよくわからず。。。

自由と自立、選択と制限

長い旅路を経て、深夜過ぎのバンコクについた。そこには、くったくのない笑顔で出迎えてくれる友達がいた。車がまばらな真っ暗な高速道路を120キロの急加速と急ブレーキを刻みながら進んでいく。

タイ人の運転は何とかならんかね。。。

窓を開けると熱くて軽くて緩い空気が流れている。サラリーマンではなくなって自由にはなったけど、思ったように自立できているかと言われるとまだまだ不安。選択肢はたくさんある。たくさんあって結構迷う。制限に見えていたモノゴトは選択を助けるために存在して、完全に自由な世界に行くとまだまだ迷う。

年収1000万で日本には留まれなくなったけど、2.6万円で海外に来れるようになった。好きなことを一生懸命やって死んでいくのが自分の選択で、その選択は迷いながら生きるって事なのかと思ったりして。