異文化コミュニケーション

日タイ交流大使(自称)

あなたの仕事は大丈夫?5分で分かるAI

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AIって何?ドラえもんのこと?

ドラえもんも人間のように考えて喋ったりするので、AIは搭載しているでしょうが・・・今世間で流行っているAIとはちょっと役割が違います。

IT業界は目まぐるしく技術や流行が変わっていきますが、コンセプトは一貫して変わってない。それは、人間の代替としての働き。つまり人件費削減!コストカットです!ということはもちろん、AIの役割もそこなんです。

IT業界にいる人ならともかく、大多数の人はAIの深い技術や活用方法なんかはほぼ無関係です。ただ、AIが普及した時の社会へのインパクトは考える必要があります

ということで、今回は一般人が知っておくべき範囲でAIについてまとめてみました。

 

AIの何がすごいか

今、世の中のAI技術の核はディープラーニングです。簡単に説明すると、莫大な情報の中からパターンを見つけ出す技術です。

なので、今のAIってなんで流行ってるの?と聞かれたらパターン探しが上手だから!と私なら答えます。

例えば膨大な画像の中から犬が写っているものを探し出すときに、従来の技術では人間が犬の特徴を定義してコンピューターに教えていました。

ところが、AIは膨大な画像データから自分で学習し、犬の特徴を抽出してくれるんです。つまり、人間が犬のパターンを教えなくても自分で探しだしちゃうんです!

えぇまあ、人間もできないことはないんですが、なんせ相手がコンピューターなので創造の通り、ものすごいスピードで出来てしまうわけです。

 

Watsonができる事

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では実際にどういった場面で使われているか。渡辺謙さんのCMでおなじみ、IBMの人工知能Watsonを例に見てみましょう。

医療分野

最もWatsonの活躍が期待されている分野。医療費って高いですからね。

これは言語と画像のパターン探し技術を駆使した例。お医者さんって患者さんに体調や病気の症状など問診したり、レントゲンやMRIを取ったりしますよね?それで過去の経験や事例からどんな病気かって診断するんです。そこをWatsonはお医者さんの代わりに行っていて、すでにアメリカでは複数の病院に導入されています。

金融分野

個人や企業が大きなお金を銀行に借りるときには面接を実施したり、その人・法人の財務状況を調査します。オーストラリアのある銀行では、Watsonはこの分析を人間の代わりに行っています。その人・法人にお金を貸すことがどれぐらいリスキーであるか、過去の学習データから洗い出します。

法務分野

法律に関する言語って日常的に使うものとは表現方法が違って読んでもわからないことが多いんです。そこで、活躍するのが法律家や弁護士なんですが、これからはWatsonが彼らの仕事をこなしてくれるかもしれません。あるスタートアップ企業はユーザーがある法律に関して質問するとWatsonがそれに該当する条文と関連する法律を回答してくれるサービスを開始しています。

 

こうしてみると、人間がしている仕事って複雑に見えても、AIからすればパターンに見えるんですね。経験による人間の蓄積がAIにすればいともたやすいパターンなんて、ちょっと心が折れそうになります。

 

未来はどう変わるか

メディアでよく取り上げられる話題で、”20XX年までになくなる仕事”みたいな記事がありますが、みなさんはどう思いますか?

このAIが普及したら未来はどう変わるかって部分が一般人にも関係あると言っている部分なんですが、これはこれから人生を生きる若者にとっては非常に大切なことです。

参考までに、この議論に関して論文を書いている人の意見を見てみましょう。

 

機械が奪う職業ランキング(米国)の上位15位を抜粋。

  1. 小売店販売員
  2. 会計士
  3. 一番事務員
  4. セールスマン
  5. 一般秘書
  6. 飲食カウンター接客係
  7. 商店レジ打ち係や切符販売員
  8. 箱詰め積み降ろしなどの作業員
  9. 帳簿係などの金融取引記録保全員
  10. 大型トラック・ローリー車の運転手
  11. コールセンター案内係
  12. 乗用車・タクシー・バンの運転手
  13. 中央官庁職員など上級公務員
  14. 調理人(料理人の下で働く人)
  15. ビル管理人

引用:ダイヤモンドオンライン

逆に何がなくならないの!?ってぐらいに羅列されてますが、簡単な仕事は消えていくんでしょうね。

 

自分はどう想像するか

最初にも言いましたけど、今のAIって結局「人間の代替によるコストカット」なんですよね。仕事がなくなるというのはそういうことです。

アメリカの失業率はよく5%をボーダーに多いか少ないか語られますが、AIが普及したことにより5%が10%になったり15%になることはあると大いにあり得ると思います。

ただし、それが40%だとか50%になることはない。というよりもそうなったら、経済体系事態が変わる時だと思います。労働の必然性がなくなって、今の資本主義よりももっと穏やかな社会へ変移する。なので失業率自体があまり意味のないものになってしまうのかもしれません。

 

じゃあ結局どうすればいいの

自分の答えは「面白いことを一生懸命頑張る!」です。AIに取って代わられないためにはよりクリエイティブな事をしなければいけません。その源はやっぱり、自分が面白いと思えることです。まだ世にないビジネスを生み出したり、世界初の何かに挑戦してみたり、自分がクリエイティブだと思えることなら何でもいいと思います。

よく考えると、頑張り方ってAIが普及する前と後でも、あまり変わらないのかもしれません。